10年前の広島土砂災害で被災した女性が災害から命守る準備の重要性訴え 広島

広島防災・災害

10年前の広島土砂災害で大きな被害を受けた、広島市安佐南区で防災講演会が開かれました。

安佐南区では、災害が起きた10年前から毎年防災講演会を行っていて、2024年は、中学1年生の時に被災しその後、防災士の資格を取った大学生の澤本陽奈さんらが講師を務めました。

土砂災害で祖母を亡くした澤本さん。

愛媛大学4年生・防災士澤本陽奈さん
「災害で失う命は事前に備えておけば失うことのない命になると思うので、そういう命を少しでも減らせたらと思う。」

澤本さんは、災害から命を守るために、避難経路の確認や危険地帯の把握などが重要と訴えました。