マツダはEV化時代に対応するローターリーエンジンなどのエンジン開発を続け、脱炭素化時代に対応していく考えを示しました。
マツダ 毛籠勝弘社長「ロータリーエンジンは電動化時代に新たな価値を提供できるユニットとして大いなる可能性を持っている」
28日、東京都内で開かれたマツダ、トヨタ、スバル3社の合同会見。
マツダの毛籠勝弘社長、トヨタの佐藤恒治社長、SUBARUの大崎篤社長は、電動化が進む自動車業界で、脱炭素化への対応は、BEV=完全電気自動車だけでなくエンジンも活用する全方位戦略の重要性をアピールしました。
今後、情報交換などを進めながら、EV化時代に適合したそれぞれのエンジンの開発を進めます。
日本では2035年までに全ての乗用車の新車販売をHVなどを含む電気自動車にする目標が掲げられています。脱炭素化が進む中、自動車業界にとって、まったなしの電動化への対応が求められていますが、BEV=完全電気自動車は高い価格や充電設備などインフラ面の問題などがあり販売面で鈍化傾向にあります。
マツダではマルチソリューション、全方位戦略で、BEVだけでなく、ローターリーエンジンを発電機として搭載したMX-30ロータリーEVも販売するなどして電動化に対応する方針です。
ロータリーエンジンはカーボンニュートラル燃料の水素もバイオ燃料も使えるとしてマツダは今後も開発を続けていくということです。