広島県尾道市因島にある大浜埼灯台などが国の重要文化財に指定されることになりました。
大浜埼灯台は交通の要所として多くの船が行き来する因島-向島間の海峡の安全を守るため1894年に建てられ、現在も稼働しています。
灯台のそばには、3つの塔が象徴的で全国で現存するのは唯一の木造平屋建ての通航信号塔も残っています。
このような建物がまとまって当時の姿のまま残っていることなどが評価され今回の指定につながりました。
尾道海上保安部 牛﨑泰成次長「近代日本の海運を支えてきたこの施設が重要文化財に指定されるということは非常に喜ばしいことだと思っています」
正式に国の重要文化財に指定されるのは数カ月後になる見込みです。