広島県が所有する国の重要文化財・旧陸軍被服支廠に自然史博物館をつくるよう市民団体が求めました。
「自然の博物館」をつくる会 平山琢朗会長「自然の豊かさ、それから生物多様性を守るということはまさに平和できなければできないことなんだと」
市民団体は県内にある動植物の標本を十分に管理する場所がないとし、旧陸軍被服支廠の1棟を標本の展示や保管ができる自然史博物館として活用するよう県に求めています。
被爆建物の旧陸軍被服支廠は県が3棟を所有し、広島市に1棟は無償で譲渡することにしていて10月には耐震化工事に着手する予定です。
市民団体は12日、県に要望書を提出することにしています。