広島県江田島市の住宅で男性が死亡していた事件で、警察は妻を死体遺棄の疑いで逮捕しました。
76歳の女は9日午前5時ごろから午後3時ごろまでの間、江田島市の自宅で夫(74)の遺体を放置した疑いがもたれています。
警察によりますと、通報で駆けつけた警察官が部屋の中で血を流して死亡している夫を見つけました。遺体には傷が数カ所あったということです。
別の部屋では女が意識がもうろうとした状態で倒れていましたが、切り傷程度で軽傷だということです。
現場からは刃物が見つかっているということです。
近くの人によりますと、現場は民宿でしたが5月初めごろ経営をとりやめたということです。
警察は女が夫が死亡した経緯を知っているとみて、殺人の可能性も視野に捜査しています。