犬山紙子さんやカープOBの安部友裕さんらが就任したのは「こどもまんなか応援サポーター」です。子育ての経験がある人たちが集まり広島県内で進む少子化の現状などを考えていきます。
県では去年、1人の女性が生涯で出産する子どもの人数を示す指標が1.33に低下し、2004年と並び過去最低になりました。
7月から始まる知事と県民を交えた車座会議のキックオフイベントとして行われた座談会。最初のテーマは…「子どもを持ちたいという希望を実現するには」
犬山紙子さん「幼稚園保育園くらいの子どもは本当に突然病気になる。しかも病児保育を今からとなると予約でいっぱいだったりとかして・・・その時に自分が穴をあける申し訳ないという気持ちになる。かつ評価が下がってこの後自分のキャリアに不安もある」
湯崎英彦知事「制度とか頼るところは実はたくさん制度があるが、まだまだ情報が伝わらない。そういうところをしっかり充実させなければいけない」
そして2つ目のテーマは・・・「社会全体で子育てを応援するとは」
カープOB 安部友裕さん「残業を減らすことによって育児に傾注する時間を増やして、夫が帰ってくるから安心だな、頼れるなということがあると思う。そこは企業側の努力になると思う」
犬山さん「子育てしている中で孤立を感じることはたくさんあると思う。本当にどうしようもない時でも顔を知っている人に頼れるとか、トップダウン、ボトムアップ両方合わせて子どもを産んでも何とかしてもらえそうというそんな空気なるのかな」