ジャーナリストの池上彰さんになりすましたSNS型投資詐欺事件で、電話番号がわかればメッセージを送ることができる機能を悪用した可能性があることがわかりました。
事件を巡っては、中国籍の容疑者の男(41)が何者かと共謀し、池上彰さんになりすましてラインでうその投資話を持ちかけ、呉市の男性と京都市の女性から現金をだましとったとして逮捕されました。
容疑者の男は現金を受け取る役割をしていたとみられます。
その後の捜査関係者への取材で、被害者のラインが相手が自分の電話番号を知っていればメッセージを送れるような設定になっていたことがわかりました。
警察は、犯人グループが入手した電話番号のうちラインでメッセージを送ることのできる人物を狙ったとみて捜査を進めています。