毛利元就の墓所で倒木で灯籠が倒壊 安芸高田市

広島

安芸高田市にある毛利元就の墓所で木が倒れ灯籠が倒壊しました。修復費用は市と毛利家が負担する可能性があるとしています。

和田萌花記者「あちらの斜面にあった木が倒れてこちらの一部の灯籠が倒壊したということです」

安芸高田市の戦国武将毛利元就の墓所には200年以上前の石の灯籠もあり、一帯は1988年国の史跡に指定されています。

安芸高田市によりますと今月15日、木が倒れていると登山をして人から通報がありました。

木は直径約40cm、高さ30mほどで、11基ある灯籠のうち3基に直撃し4基が倒壊しているのが確認されました。

市によりますともともと木が痛んでいて雨や風の影響で倒れたのではないかとしています。

訪れた人「びっくりしました。知らなかったです(毛利元就は)なくてはならない存在じゃないですか」

安芸高田市によりますと復旧には1カ月ほどかかる見込みで、一部の費用を市と毛利家が負担する可能性があるということです。