広島・大阪で先行開始へ 地方の課題に「AI活用」グーグルと東大がタッグ

広島

グーグルと東京大学がタッグを組んで地方の課題解決にAIを活用する取り組みへ広島県などが先行して行うことが発表されました。

湯崎英彦知事「広島県はAIで未来を切り開くことを宣言していきたいと思います」グーグルの発表会に登壇した湯崎知事はAI活用への意気込みを語りました。

県はこれまで実証実験を応援する取り組み「ひろしまサンドボックス」で船の自立航行を目指す企業などへ支援するなど、AI技術を活用して社会の変革を進めることを目指していました。

グーグル担当者「生成AIモデルの実装とAI人材の育成を実現し、日本の地域課題の解決を目指します」

今回、グーグルは東大の松尾豊教授の研究室と共同ですべての都道府県でそれぞれが抱える課題の解決を支援する生成AIモデルの構築を目指しています。

そのなかで広島県は大阪府とともに全国に先行して取り組みを始めることになり今後、県はグーグルと相談しながら具体的に取り組んでいくということです。

湯崎知事「AIを活用できる環境整備が進んで、おのずと人材の集積にも繋がっていくというふうに思っています。そうした好循環が起きることを心から期待をしている」