海田町“遺体なき強盗致死” 強盗致死罪に問われた女の初公判 広島地裁

広島

男女7人が逮捕された海田町の強盗致死事件で、強盗致死などの罪に問われている女の初公判が開かれました。

被告の女(44)は2022年6月、他の被告と共謀し海田町の事務所で自営業の男性を脅迫するなどして現金11万円を奪い取ったうえ死亡させ、遺体を遺棄した罪に問われています。

裁判で被告の女は起訴内容を否認しました。

検察側は、事件当時の音声データなどの証拠を示し、被告の女が金品を奪う目的で男性を脅迫し、死体と認識して運んだと主張しました。

一方、弁護側は被告は脅迫をしておらず、死体遺棄についても死体と認識していなかったとして無罪を主張しています。

判決は来月11日に言い渡される予定です。