PFAS問題で健康被害検討委員会 東広島市で初会合

広島

高濃度の有機フッ素化合物が検出された東広島市で、健康被害が出ているか専門家などが評価を始めました。

東広島市役所では26日、国の暫定指針値を超過する有機フッ素化合物が、アメリカ軍川上弾薬庫近くで検出されたことによる健康被害への評価と検討をする委員会の初会合が開かれました。

対象地域内で希望する住民らが受けた臨時健康診断の結果について、広島大学の公衆衛生学の専門家らが意見を交わしました。

健康影響評価検討委員会久保達彦委員長「健康被害が出た場合のみならず健康被害が出なかった時も住民の皆さまに寄り添った形で結果を伝えていけるのかそういったところが一番議論しなければいけない」

検討委員会は、引き続き外部の専門家とも連携しながら解析を進めていくとしています。