鞆未来トンネル 約1年遅れで2.1km掘削終了 広島

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広島県福山市鞆町で工事が進む「鞆未来トンネル」が28日、貫通しました。

西側入口周辺の岩盤が固く、接続道路の工事が難航したことなどから、当初の予定より1年程度遅れて全長約2.1kmの掘削工事が終了しました。

開通により鞆町中心部を迂回でき、広島県は町中の交通量を最大で6分の1程度に削減できると見込んでいます。

広島県東部建設事務所秋本隆彦所長「工事として大きな節目を迎えたものと思っています。今後も事業が続くが地域の方の声を聞いて、話をさせていただきながら事業を進めてまいりたい」

今後は、コンクリート舗装や照明が設置され、今年度中の供用開始を予定しているということです。