江田島市の住宅で男性の遺体が見つかった事件で、死体遺棄の疑いで逮捕された妻について、広島地検は不起訴処分にしました。
76歳の妻は6月9日、江田島市の自宅で夫(74)の遺体を放置した疑いで逮捕されました。
警察によりますと、夫は布団の上であおむけの状態で血を流して倒れていて、死因は出血性ショックでした。
妻は別の部屋で、自分でつけたとみられる切り傷を負って倒れていて、近くに刃物もありました。
広島地検は28日、「情状全般を考慮した」として妻を不起訴処分にしました。