昨年度、広島県内の児童虐待の相談数が過去最多になったことが分かりました。
広島県によりますと県内の児童相談所を対象にした調査で児童虐待の相談数が昨年度の速報値で県全体で6380件となり前の年と比べ926件増加し過去最多となりました。
県こども家庭センターへの相談では心理的虐待が最も多く前の年から274件増加していて実の父と母からの虐待が約9割を占め警察や市町からの相談が増加しているということです。
県はこども家庭センターの支所の設置を予定するなど機能を強化をしていくほか市町との連携を強化して支援の充実をはかっていきたいとしています。