「思いを引き継いで伝えていきたい」被災地に響くサイレン 6.29豪雨災害から25年 広島

広島

広島県内で32人が亡くなった豪雨災害が発生した6月29日。今年でで25年です。

被災地では犠牲者をしのぶサイレンが響きました。

25年前発生した豪雨災害では広島県内で32人の命が奪われ255棟の住宅が全半壊しました。

10人が亡くなった広島市佐伯区河内地区では災害発生の第1報が入った午後2時50分にサイレンが鳴らされました。

河内地区自主防災会連合会 西田勝幸会長「災害にあわれた方の思いを後世にずっと引き継いで伝えていきたい」

この地区では6月29日を「河内防災の日」と定めたり、
町内会ごとに防災マップを作ったりするなどして防災意識を高めているということです。