陸上自衛隊の防衛技官3人が上官からパワーハラスメントを受けたとして広島地裁に提訴しました。
訴状によりますと、海田市駐屯地業務隊に所属する原告3人は、2018年から2022年にかけて科長から怒鳴り散らされるなどのパワハラを受けたとして1人330万円の損害賠償を請求しています。3人はパワハラが原因で相次いで休職に追い込まれました。
原告「いまだ職場復帰のめどが立っていない。人生を壊されたと思っている」
原告「心が正直折れた。私は不眠で薬使いながら今も闘病中」
自衛隊内での調査ではハラスメントと認定されなかったため提訴に踏み切ったということです。
陸上自衛隊は「現時点において訴状が届いていないため確認できていません」としています。