県内で153人が犠牲に 西日本豪雨から6年 広島

広島防災・災害

西日本豪雨から6日で6年を迎えます。県内では関連死を含め153人が亡くなりました。今も5人の行方がわかっていません。

災害後、県は緊急対策として170カ所で砂防ダムなどの建設を計画しそのうち169カ所が完成しました。道路や河川などの復旧工事は昨年度中に全て完了したということです。

また、ピーク時にはおよそ1300世帯が入居していた仮設住宅などでは去年、最後の世帯が退去し建設型仮設住宅は全て撤去されました。

30人が犠牲になった呉市では災害復興会議の冒頭黙とうが捧げられました。

呉市 新原芳明市長「(災害の経験を)忘れることがないように継承して、市民の方にも災害のことを頭において準備していただく」

呉市は今後被災状況を記録した映像資料の公開やパネル展などソフト面を中心に防災・減災への取り組みを進めることにしています。