10日夜から朝にかけ非常に激しい雨が降るなど大雨となりました。JR在来線は全線で始発から運休し、交通への影響が続いています。
10日夜、庄原や三次などで1時間に50mmを超える非常に激しい雨が降りました。北広島町大朝でも1時間58.0mmの非常に激しい雨が降り観測史上最大となりました。
降り始めからの雨は呉市宝町で132.5mm、大竹で123.5mmなど100mmを超える地点もありました。
大雨をうけて県内の在来線は全線で始発から運転を見合わせました。
女性「仕事できてまして、JRとまってたんで広電で来ました。(午後には)動いてくれると仕事終わりで帰れるといいと思います」
JR西日本は午後以降、順次運転を再開する予定ですが、呉線の三原ー広間や芸備線の備後落合ー三次間などでは終日運転取り止めとなっています。
和田萌花記者「JRの運転見合わせの影響でしょうか。多くの方がバスを利用しています」
中区のバスセンターでは鉄道からバスに切り替えて通勤などへ向かう人の姿がみられました。
岩国から「駅つくと電車が動いていなかったのでバスで」
会社員「いつもバスできょう電車が止まってるから人が多いと思って(早く家を出た)」
広島地方気象台は夕方まで大気の状態が不安定になるとして、地盤の緩んでいるところでは土砂災害に十分注意するよう呼びかけています。