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「市議から恫喝された」という安芸高田市の石丸前市長の発言が名誉毀損に当たるとして市議が訴えた裁判で、市が上告しないことを明らかにしました。

広島高裁は３日、「石丸前市長の発言が山根市議の社会的評価を低下させたことは否定できない」と指摘して、山根市議に対する名誉毀損を認めた一審判決を支持し、双方の控訴を棄却していました。

安芸高田市は「恫喝発言の有無の事実確認などを考慮した結果、最高裁への手続きをとる理由に乏しいと判断した」ということです。

一方、石丸前市長は市の補助参加人としての立場で４日、最高裁に上告受理を申し立てています。