古紙のダンボールを使ったアート作品の展覧会が広島県廿日市市の美術館で行われています。
広島県廿日市市のウッドワン美術館では造形作家・玉田多紀さんのダンボールアートを展示した「ダンボール物語」が13日から始まりました。
会場には、皮膚の質感や息遣いまで聞こえてきそうな精巧つくりの生き物が並び、全ての作品は古紙の段ボールで作られているということです。
■観客
「ダンボールって素材に驚くぐらい細かい表現・技術がすごいと思った」
また、廿日市市吉和に伝わるクマの話をモチーフにした新作のほか、触れたり作ったりできる作品も展示されています。
造形作家の玉田多紀さんは
「真に迫るような生き物の迫力を地球規模で感じてもらいたい。自分でも作ってみたいという創造意欲を掻き立てられて帰っていただけるとうれしいです」
と話していました。
展覧会は9月23日まで廿日市市吉和のウッドワン美術館で開かれています。