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尾道市は道路改良工事をめぐる官製談合事件で逮捕・起訴された職員を懲戒免職としました。

尾道市土木課の男性の被告（５２）は去年３月と６月、渡辺工業所当時の社長の被告（５８）に道路改良工事の最低制限価格がわかる設計書を渡して落札させ、見返りに合わせて６万円を受け取ったとして逮捕・起訴されました。

尾道市は１７日付で土木課の男性の被告（５２）を懲戒免職にしたことを発表しました。

平谷市長は「再発防止の方策を講じるとともに、職員一丸となって市民の皆さまの信頼回復に向けて全力で取り組んでまいります」と陳謝しました。

尾道市は管理職の４人を戒告などの処分にしたほか、平谷市長らを減給１カ月としました。