海上自衛隊の大型ホバークラフト「LCAC」の整備施設と訓練施設が報道公開されました。
エアクッション艇「LCAC」は水陸両用の大型ホバークラフトで、重さ50tまでの物資を積み込むことが可能です。能登半島地震でも活躍しました。
江田島市には整備や点検を行う全国で唯一の施設があり、機体を洗浄するための洗艇場やエンジンのメンテナンスを行う試運転場など安全に運用するための設備が備わっています。
また「フルミッショントレーナー」と呼ばれる操縦士を養成するためのシミュレーターでは機体を前進させるためのレバーなどが忠実に再現されています。
海上自衛隊はこのような施設を活用し、今後もLCACの安全な運用を目指していきたいとしています。