30日も県内は危険な暑さとなりました。
大竹市では朝から気温がグングンと上がり最高気温は今年最高の37.8℃!まさに体温を超える暑さとなりました。
安芸太田町加計で36.1℃、広島市中区では35.5℃を観測するなど県内5地点で猛暑日となりました。
この暑さにカラスもたまらず水遊びです。中区の平和公園には猛暑のなかでも多くの観光客の姿がみられました。
8月6日の平和記念式典の会場では新たな対策も。
川村 凌記者「原爆の日の準備が進む平和公園では、天幕が張られ日差しがさえぎられるようになっています。日陰は少し涼しく感じます」
「涼しい!全然違うね」「直射日光が当たらない」
119番通報をうける広島市消防の指令室ではこの時期多くなるのが「熱中症」に関する通報です。
「動けない感じですか?…熱中症っぽい?外を歩いてきて…迷って1時間ほど(外を)うろついていた」
「エアコン切れてるんですね…部屋がかなり暑かった」
県内には熱中症警戒アラートが発表され、道に迷った75歳の男性が動けなくなったり、屋外の鉄塔で作業員が気分が悪くなったりしたという通報がありました。
119番通報は熱中症など暑くなると増加し、29日は今月で1番多く258件でした。市の消防は熱中症に対応するため救急車を41台から8台増やしています。
広島市消防 警防課 只保直美主査「気温もかなり暑くなってきていますし、熱中症に関する通報内容がかなり増えてきていると思います。暑い中での活動は万全の対策をとっていただいて」
異例の猛暑に薬局でも対策が進められています。今年から運用が始まった「熱中症特別警戒アラート」が発表されるとシェルターとして開放されます。
飲料水や冷却シートなどが販売され、暑さをしのぐことができます。
アスト薬局 薬剤師 野津和良さん「関係なく使っていただけたらと思いますし、脱水症状とか日常的に気になることがあればいつでも相談する場所になれればなと思います」
県内は31日も危険な暑さが予想され厳重な警戒が必要となります。