旅行などで高齢者の移動を補助する次世代型電動車いすの貸し出しが広島市内のホテルで始まりました。
次世代型の電動車椅子は軽くて小回りが利くなど操作性に優れているのが特徴です。
免許もいらず、歩道も通行できることから手軽な移動手段として期待がかかります。
広島市南区のグランドプリンスホテル広島では、施設内での移動や周辺の散策に使ってもらおうと3台の貸し出しが始まりました。
グランドプリンスホテル広島 曽里智恵美支配人「高齢者の方々がご家族についていくことができず、ようやく到着されたあと家族と一緒に歩調をあわせて自分自身で動き回れることは大変大きなメリットがある」
次世代型車いすは、空港やホテル、ショッピングセンターなどで貸出用として需要があるというこごで、広島県内では、楽に移動できる乗り物として備北丘陵公園に備えられていると言うことです。
電動車椅子の販売店となっているネッツトヨタ広島 河越昌英専務
「(電動車椅子の普及は)歩道の整備とか課題は多いと思いますので、行政にも賛同を頂き住みよい広島になればと思っています。」
ホテルの利用者で高齢者などが無料で使えるということです。