広島県三原市の本郷産廃処分場で行った水質検査で、基準を超える汚染が確認されました。
広島県によりますと7月下旬、処分場で行った水質検査で、北西部と北東部の2カ所の浸透水から基準値を超える鉛が検出されたということです。
この処分場への鉛の搬入は認められていません。
これを受けて県は今月7日に埋め立て処分の中止や原因究明を求めるなどの行政指導を行いました。
11日以降、廃棄物の搬入を停止し、原因の究明や改善措置をしているということです。
県によりますと、近くを流れる川では鉛は検出されていないということで、業者からの報告書の提出を待ち、再度、水質検査をして搬入再開の判断をするとしています。