広島市安佐北区の安佐動物公園で園内のカメラにツキノワグマの姿が写っているのが確認されました。
安佐動物公園によりますと敷地内の無人カメラに12日午前6時20分ごろ、野生のツキノワグマが写っているのが確認されました。
園内を点検したもののクマの姿はなく、今のところ人や動物への被害は確認されていません。
太田朱香記者「クマが出たということで、西園のゲートは閉まっており、閑散としています」
園では去年11月にも敷地内でツキノワグマの親子が無人カメラで確認されました。
クマの行動が活発なのは主に春や秋の時期ですが、繁殖期である夏にも山を下りてくることがあるそうです。
安佐動物公園 畑瀬淳課長補佐「エサを求めてこの辺にいるとかよりは、もしかするとオスがメスを求めてよく動く時期なんですね。出会った時には距離をとる、そーっと離れるのが一番だと思います」
園は一部のエリアを当面閉鎖し、警戒を続けることにしています。