広島弁護士会所属の弁護士の女(48)が成年後見人などとして管理していた男性らの口座から1億1200万円を横領したとして広島地検に起訴されました。
弁護士の女は2020年6月から去年8月までの間に、自身が管理を担当していた3人の預貯金口座から1億1200万円を横領した罪に問われています。
検察によりますと、弁護士の女はこの金を別の民事事件の依頼人である県内の男性に土地の売却などの立替金として送金していたということです。
弁護士の女は今回の3人のうち2人の貯金口座から1860万3120円を横領し、車の購入やエステ代などに使ったとしてすでに起訴されています。
捜査はこれで終結し、今後、刑事裁判が行われることになります。