パリパラリンピック陸上走り幅跳びに東広島市在住の中西麻耶選手が出場しました。集大成として位置付けた5回目の舞台は…
東広島市在住で陸上走幅跳のアジア記録保持者、中西麻耶選手(39)5回目の舞台で初めてのメダル獲得を目指します。
斉藤俊幸記者「中西選手の暮らす東広島市では住民の方が集まりパリにエールを送っています」
おととし、人や環境に惹かれ移住した中西選手。住民らもまたその人柄に惹かれ町をあげて応援しています。
市内で花屋を営む 舛川剛章さん「見ていてこっちが元気をもらうような存在ですね」
広島からの声援も背に臨んだ1回目の跳躍。全体4位の記録でメダル獲得に向けまずまずの位置につけます。しかし、その後は踏み切りに苦戦しなかなか記録を伸ばせません。
そして迎えた6回目の跳躍、最後の1回にすべてをかけます。
子ども「がんばれ~!」
結果は…踏み切り線をわずかに越えてしまい記録を更新できず。目標としていたメダルには届きませんでしたが、それでも堂々の7位入賞です。
中西麻耶選手「動き自体は悪くなかったんですけどファウルが続いたので、どうしたものかなというところですが、しっかり挑戦していった結果だったので清々しい跳躍ができてよかった」