広島県福山市で特定外来生物「セアカゴケグモ」の発見が相次いでいます。
福山市によりますと、今回、「セアカゴケグモ」が発見されたのは、野々浜小学校です。
児童がグラウンドにあるタイヤの遊具からメスの成虫3匹を見つけ、学校を通じて市へ連絡しました。
その後、市職員が校内と学校周辺を調査したところ、さらにメスの成虫6匹が発見されたということです。
「セアカゴケグモ」は、オーストラリア原産の特定外来生物でメスの個体は毒を持ち、かまれるとはれたり痛みなどの症状が出るということです。
福山市では、今年度だけで「セアカゴケグモ」が9回確認されており、「特に大門町周辺では定着が疑われる」としています。
福山市によると「『セアカゴケグモ』は攻撃性はないが、触るとかまれることがあるので、素手で触るのはやめてほしい」と注意を呼び掛けています。