広島市中区で軽自動車を無免許で運転したとして18歳の男が逮捕されました。この軽自動車は5月に西区で貴金属が奪われた強盗事件で現場にいた3台のうちの1台で、警察は男がこの事件にも関与したかどうか調べることにしています。
南区の無職の男(18)は5月、中区新天地の路上で無免許で軽自動車を運転した疑いが持たれています。男は車の運転免許を取得したことがありませんでした。男は「無免許運転しました」と容疑を認めています。
警察によりますと、男が乗っていた軽自動車は5月に西区庚午中で男性が鉄パイプで殴られ貴金属が奪われた強盗事件で、現場にいた車3台のうちの1台だったということです。
警察は男が広島を中心に活動する不良集団の関係者とみていて、西区の強盗事件にも関与しているかどうか調べることにしています。
西区の強盗事件は不良集団と外国人グループの2つの匿名・流動型グループが関わっていて、背後には暴力団の関与があるとみられています。
警察はほかにも事件に関与した人物がいるとみて捜査を続けています。