8月、「鉛」が基準値を超え搬入停止の行政指導を受けていた広島県三原市の本郷産廃処分場について、広島県は業者の再発防止策を認めました。
業者が県に報告した改善案などによりますと、基準を超過した「鉛」が検出されたのは、これまで定期的に浸透水の配管を洗浄していた井戸水からで、配管に残っていた「鉛」が原因としています。
また井戸水ではなく河川の水を使用したところ、「鉛」は検出されなかったことから、今後の洗浄作業については河川の水を使用していくということです。
県は有識者にも意見を聞き、再検査で基準値内となったことから、4日付で搬入再開を認めたということです。
県は今後、抜き打ち検査の回数を増やすなど引き続き注視していくとしています。