東広島市の米軍川上弾薬庫近くで国の目標値を超過したPFASが検出されている問題で、米軍が使用を認める回答をしました。
川上弾薬庫付近では国の目標値を最大で300倍を超えるPFASが検出されていましたが、これまでアメリカ軍は「使用実績がない」としていました。
東広島市と県がさらなる調査を求めていたところ米軍から回答が届き、1991年から2009年のあいだ、PFOSが含まれる泡消火剤を訓練などで使用していたことを明らかにしました。
使用していた場所は弾薬庫内のヘリパット周辺としていて、この場所はいまも検出が続いている場所の近くにあたります。
東広島市や県はヘリパット周辺の水質や土壌調査を行うことを防衛省へ求めていくということです。