広島市安芸区の船越ポンプ場で電気設備の更新工事をしていた男性作業員(50代)が飛んできた滑車にあたり死亡する事故がありました。
10日午後1時45分ごろ、安芸区船越5丁目の船越ポンプ場で「作業員が倒れている」と通報がありました。
倒れていたのは広島市発注の電気設備の更新工事にあたっていた50代の男性作業員で、心肺停止の状態で病院に搬送されましたが、その後死亡が確認されました。
警察などによりますと、ケーブルを引き込むための滑車を固定していた金具が何らかの原因で外れ、飛んできた滑車が男性作業員の上半身に当たったとみられるということです。
事故当時、現場では複数人で作業をしていて、広島市によりますと強い力が加わったことで滑車を固定していた金具が壊れた可能性があるということです。
警察が現場検証を行い、事故の詳しい原因を調べています。