降車直後の客をひき逃げ  タクシー運転手の初公判 起訴内容認める 広島

広島

降車直後の乗客をはねて死亡させた罪などに問われているタクシー運転手が初公判で起訴内容を認めました。

タクシー運転手の男(62)は6月、乗客の男性が降りた後道に横たわっているのに気づかず、タクシーでひいて死亡させた上、救護することなく立ち去った罪などに問われています。

初公判で男は起訴内容について間違いないか問われると「ありません」と認めました。

冒頭陳述で、検察側は「バックモニターやミラーでの安全確認を怠った。被害者をひき死亡したかもと恐怖心を感じ立ち去った」と指摘しました。

次回の裁判は10月16日に行われ、追起訴された詐欺の罪を含めて審理されます。