原爆資料館に展示されている「伸ちゃんの三輪車」をデジタルスキャンしてつくられたモニュメントがスイスのジュネーブで公開されました。
モニュメントのモチーフになったのは当時3歳の鉄谷伸一ちゃんが被爆した時に乗っていた三輪車です。
ノーベル平和賞を受賞した「アイキャン」=「核兵器廃絶国際キャンペーン」の呼びかけで制作されました。
デジタルスキャンした3Dデータをもとに実物と同じサイズでつくられたブロンズ製です。
鉄谷 伸一ちゃんの親族 長谷部瞳さん「笑って三輪車に乗って遊べるような世界、そんな平和な世の中を作っていこうという思い、そんなシンボルになっていけただけたら私たちは親族としてとてもうれしいです」
モニュメントはスイスのジュネーブにある国際赤十字・赤新月博物館に恒久展示されます。