山陽本線で列車と衝突 男性死亡 芸備線でも…事故相次ぐ 広島

広島

21日未明、JR山陽本線の踏切で貨物列車と衝突した男性が死亡しました。20日夜も芸備線で女性が死亡する事故があり列車事故が相次いでいます。

警察などによりますと21日午前2時20分ごろ、JR山陽本線の廿日市~五日市間の踏切で貨物列車と男性が衝突し死亡が確認されました。

運転士が踏切の中にいる男性に気づき非常ブレーキをかけましたが、間に合わなかったということです。警察では男性の身元の確認を進めています。

一方、20日午後8時10分ごろ、安芸高田市にあるJR芸備線の向原駅構内の線路で、列車と衝突した女性が死亡しました。女性は80代とみられています。列車の乗客6人にけがはありませんでした。

今月16日と18日にも西区の西広島~新井口間でそれぞれ列車が人と衝突し、男性が死亡するなど列車事故が相次いでいます。