広島県江田島市でねっとりした舌触りと素朴な甘さが魅力のイチジクの出荷がピークを迎えています。
海からほど近い江田島市秋月地区の大段さんの畑では、赤紫色になったイチジクがたわわに実っています。
熟れ具合を確かめながら一つ一つ丁寧に収穫されていました。
江田島市で栽培されているのは主に蓬莱柿という品種で先の部分が裂け始めると食べごろだということです。
江田島イチジク部会 大段幸雄部会長
「子どものころから蓬莱柿で育っているので、口が開いて赤くなったのを見るともぎとりたくなる」
「みんながおいしいと言って食べてもらえるのが一番幸せ」
イチジクの出荷は来月末まで続き、江田島市全体で約18tの出荷を見込んでいます。