29日、広島県呉市で弟が兄を包丁で刺して殺害しようとしたとして現行犯逮捕されました。
自称・無職の60代の男は、29日午前10時40分ごろ呉市音戸町の路上で70代の兄の腹と背中を1カ所ずつ包丁で刺して殺害しようとした疑いがもたれています。
逮捕された60代の男は警察が駆け付けた際、現場にいて、「包丁は家から持ってきた」と話したということです。
刺された兄は市内の病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。
逮捕された弟は「刺したことは間違いない」と容疑を認めていて、警察は兄弟間で何らかのトラブルがあったとみて調べています。