平和活動に貢献した個人や団体に贈られる「谷本清平和賞」に歴史研究家で被爆者の森重昭さんが選ばれました。
8歳で被爆した森さんはアメリカ兵捕虜12人が広島で被爆死したことを独自に調査して明らかにし、2016年には現職のアメリカ大統領として初めて広島を訪問したオバマ氏と抱擁を交わしました。
今もヒロシマの歴史を語り継ぎ平和の大切さを世界に向けて発信し続けています。
ヒロシマ・ピース・センター 鶴衛理事長「原爆の悲惨さに国境や人種の違い、敵も味方もないという大変強い信念をもって取り組んできておられます」
森さんは受賞を受け「少しでも戦争をなくすことに貢献したい」と話していたということです。