【広島市】道路陥没 立ち入り禁止区域内の9軒に避難解除

広島

先月、広島市西区で起きた道路の陥没事故で、建物の危険度調査の一部が終了し、立ち入り禁止区域の9軒の避難が解除になりました。

広島市が行う雨水管工事が原因で、発生した陥没事故では、現場から半径50メートル以内が立ち入り規制となり27軒が避難していましたが建物の安全が確認された9軒が避難解除となりました。

一方で、半径10メートルの地点では事故の後、さらに最大およそ5センチの地盤沈下が起きているということです。

6日、陥没した周辺の住民に向けた説明会が開かれ、これまでの経緯や復旧工事の概要、1世帯当たり10万円のお見舞金を支給することなどが説明されました。
住民からは、地盤の状態や今後の生活に対する不安の声が上がりました。

広島市は雨水管工事と陥没事故の因果関係を認めており、被害者に保証する方針を示しています。