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河井夫妻を巡る大規模買収事件で、検察による取り調べで供述を誘導されたと主張する元広島市議の有罪判決が確定したことがわかりました。

元広島市議の木戸経康被告（６９）は５年前の参議院選挙で、河井元大臣から妻の案里元議員を当選させるための報酬として現金３０万円を受け取った罪に問われています。

木戸被告は検察から供述を誘導されたため違法な起訴だったなどと主張していましたが、１審２審とも有罪判決を受けていました。

木戸被告は先月１８日、最高裁に上告を棄却され、今月１日には異議申し立ても退けられたため有罪判決が確定しました。