直属の上司に「使えない」などと言ってパワハラをしたとして海上自衛隊の男性隊員が懲戒処分になりました。
海上自衛隊呉基地の第3掃海隊に所属する2等海曹の男性隊員は、2020年11月ごろから2021年5月ごろまで、当時所属していた部隊で直属の上司に威圧的な発言を繰り返したということです。
男性隊員は上司が業務に関するミスをするたび、「ちゃんとやってくれ」「使えない」「役に立たない」などと約半年にわたって言い続けたということです。
同じ部隊の別の隊員が自衛隊内のパワハラホットラインに通報して事案が発覚しました。
男性隊員は9日付で停職3カ月の懲戒処分となりました。
第3掃海隊司令の天野晋介1等海佐は「不祥事を重く受け止めている。服務指導を徹底し信頼回復に努める」としています。