男女7人が逮捕された海田町の強盗致死事件の裁判で、主犯格の男に無期懲役の判決が言い渡されました。
被告の男(33)はおととし6月、海田町の事務所で男性(当時71歳)を監禁して暴行し、金を奪ったうえ死亡させ、遺体を遺棄した罪に問われています。
10日の裁判で広島地裁は「胸部への相当強度のものを含んだ被告人によるおよそ50回の暴行で被害者は死亡した」「被害者を死亡させた責任はほぼ全て被告人が負うべきもの」などと指摘し、求刑通り無期懲役の判決を言い渡しました。
これに対し弁護側は「主張が全部認められなかった」として即日控訴しました。