今年6月から中区基町で行われている広島陸軍病院の発掘調査について、周辺の住民らに説明会が行われました。
永松雄輔記者「基町アパートの横にある発掘調査の現場です。倒れた煙突の様子が見えます。」
周辺住民へ説明会が行われたのは7600平方メートルに及ぶ広島陸軍病院の遺構です。遺構からは当時使われていた試験管や、外科手術に使われる鉗子などが出土していて明治初頭に「広島衛戍病院」が建設され、1945年には「広島第二陸軍病院」として利用されていました。
近くに住む人「病院だっていうのは分かってたんですけどそれが何なのか分かんなかったのでそれがきょう見られてうれしかったです」
発掘調査は11月中旬まで行われ今年度中に市営住宅建設の工事に取り掛かる予定です。