広島市出身の21歳、プロテニスプレーヤー磯村志選手が日本一を決める国内の大会で見事準優勝に輝きました。目指すのは世界一です!
磯村選手「実力以上のものが出たのかなとは思うんですけど、やっぱり有明コロシアムでプレー出来てとても楽しかったです」
準決勝ではウインブルドンなど四大大会すべてに出場経験のある伊藤竜馬選手を破りました。
磯村選手「やっぱり自信もつきましたし、これから世界でもっと勝って、竜馬さんみたいないい選手になりたいなと」
国体選手だった両親のもとに生まれ、3歳のときに初めてラケットをにぎった磯村選手。
小学6年生のとき憧れていた選手は・・・?
磯村選手「錦織選手ですね」
14歳で初めて日の丸を背負うと2年後にはジュニアの世界大会で優勝。
18歳でウインブルドンのジュニア大会にも出場し、19歳でプロ選手になりました。
子どものころから練習を続けてきた廿日市市のクラブでは自動販売機も磯村選手一色。
指導するのは父の忍さん。ずっと一緒に練習し成長を見守ってきました。
磯村選手の父 忍さん「(記者)昔は打ち合っていた?」「昔はもう全然。僕の方が強いぐらいです(笑)最近はボールが重くなってきて、なかなか相手をするのも結構大変な状況になってきていますね」
今は1年間の3分の2を海外で過ごし、世界中の大会に挑戦しています。世界ランキングは自己最高を更新。今後の目標を書いてもらいました。
磯村選手「(目標は)ウインブルドン優勝です。自分が思っているよりも過酷な道のりだとは思うんですけど、やっぱり1つ1つのステップをこなして早くたどり着けるように努力していくしかないですね」
広島から世界へ。磯村選手の挑戦は続きます。