6年前の西日本豪雨で甚大な被害を受けた広島県坂町で新たな砂防堰堤が完成し住民への見学会が行われました。
完成した砂防堰堤は高さ9メートル長さ101メートル。
鴻治組がおよそ2年4カ月をかけ工事し1万3000立方メートルの土砂を止めることができるということです。
会には坂町長や住民などが参加し、工事内容の説明後、堰堤の上を歩いて見学しました。
■広島西部山系砂防事務所 川邊健作副所長
「土砂が下流の住宅に被害を及ぼしたが砂防堰堤ができることによって、下流に流れる土砂を今後は堰堤で止めることができる」
今後は堰堤下流の整備などが行われる予定だということです。