匿名・流動型犯罪グループいわゆるトクリュウの後ろ盾とみられる暴力団組員が逮捕され、福山市と岡山・井原市の組事務所に家宅捜索が入りました。
浅野組傘下の組員の31歳と30歳の男2人は6月、福山市で10代の男性らに借用書を書かせたうえで、41万5千円を脅しとった疑いがもたれています。
事件をめぐっては、福山市を中心に活動する匿名・流動型犯罪グループ「阿修羅」のメンバーら6人も共犯者としてすでに逮捕されています。
警察は容疑者の男が阿修羅の後ろ盾として活動していたとみていて、恐喝して得た金が暴力団の資金源となっていた可能性も視野に捜査しています。