漁法などに工夫をこらす「こだわり漁師」がとる魚の流通拡大を目指し「漁師」を評価する新たな競りの実証実験が行われます。
県は、食の魅力を発信する「おいしい!広島」プロジェクトを推進していて、その一環として瀬戸内海の魚のブランド化を目指しています。
29日の実証実験では魚ではなく漁法や漁場などに工夫をこらす漁師を評価する新しい形の競りを行うということです。
競り落とされた魚を漁師の写真やこだわりがわかる札と一緒に飲食店に届けることで流通価値の向上を図ります。
広島市漁業協同組合 岡野真悟さん「手間と工夫をしてきたので、その点が評価につながってくるやりがいのある仕事になってくると思います」
22日は競りに参加する漁師がとった旬の魚を流通業者や料理人らが試食し、そのこだわりの味や品質の良さを体感していました。