被買収広島市議の上告棄却 判決確定すれば失職

広島

河井夫妻を巡る大規模買収事件で有罪判決を受けていた広島市議について、最高裁が上告を棄却しました。

広島市議の三宅正明被告(51)は河井克行元法務大臣から妻の案里元議員を当選させるための報酬として現金50万円を受け取った罪に問われています。

1審2審ともに罰金30万円、追徴金50万円の有罪判決を受け、今年6月最高裁へ上告しましたが、21日付で棄却されました。

23日付で異議申し立て書を送付したということです。

判決が確定すれば、三宅被告は5年間公民権が停止され失職することになります。