プロ野球ドラフト会議。カープは公言通りアマチュアナンバーワンショート明治大学・宗山塁を1位で指名。5球団が競合し抽選の結果、宗山選手の交渉権を引き当てたのは楽天でした。
宗山の抽選に外れたカープは続いて青山学院大学の佐々木泰選手を指名します。競合せずに1位で交渉権を獲得。
佐々木泰選手は右投げ右打ちの内野手で1年からリーグ戦に出場し、ベストナインを獲得。4年生ではキャプテンを務め勝負所での豪快なホームランが光りました。
即戦力も期待される右の長距離砲について高山スカウトは「スイングに力がありチームを引っ張る力がある」と評価しています。
ドラフト2位でカープが指名したのは富士大学のサウスポー佐藤柳之介投手。
ボールの出どころが見にくいフォームで驚異的な空振り奪取能力があるピッチャーです。担当スカウトは「緩急をつけたテンポの良い投球ができ、球持ちの良さがある先発型の投手」と評価しています。
カープ・ドラフト3位指名は甲南大学の岡本駿投手。大学に入り頭角を現した最速149キロの本格派右腕。入団すれば甲南大学出身としては初のプロ野球選手誕生となります。
ドラフト4位でカープが指名したのは富士大学の渡邉悠斗選手。担当スカウトは「打撃センスのある魅力ある選手。遠くへ飛ばすパワーのある打撃優先な野手」と評価しています。ドラフト2位の佐藤選手と同様富士大学から2人目の交渉権獲得となりました。
ドラフト5位で指名したのは千葉学芸高の菊地ハルン投手。